東方タイトル

夏コミでの発売では400本が即完売という、大人気同人STG「東方」シリーズの最新作、「東方紅魔郷(以下、東方)」。
以前のシリーズはDOS上で出されていたが、時代は移り変わり、東方もWindowsへとその舞台を移し、リリースされた。
しかもDirectXを使用した、美しいグラフィックのゲームとなっていた。

コナ研部長も、入手してから生活を半崩壊させんばかりの勢いでプレイしていた。
しかし、彼には悩みがあった。
彼の持っている最新スペック機はノーパソと葉書サイズデスクトップ。普段使いには問題がなくても、グラフィックボードを積んでいないため、スペックの高いSTGは遊べなかった。
当面の打開策として、Matrox G400を積んだK子のマシンを借りていたが、いつまでも借りているわけにも行かない。
また、ディスプレイが配置的に遠くなってしまうために、とてもではないが、15インチのモニターでは、弾が見えなかった。

そこで彼は思い立った。
「東方用に自作を1台作ろう!!」

プロジェクトX
PCをゲーセンにする
〜男たちの自作マシン〜

(ズクズクダンズズッズズダッダッズ)風の中のす〜ば(略)

筐体 ←これが今日の主役の、オレンジ筐体です。
見た目は普通のアーケードゲーム用の筐体ですけど、この中に、パソコンが1台まるごと入っているんですよ〜。
筐体の上部にはスピーカー、下の床にはウーファーが置いてありますね。
写真では見えないんですが、筐体の上にキーボードがあります。
高さ的に大人は立ってプレイするのはつらいので、プレイするときには椅子を使うんです。
それではこれから、この筐体がどのようにして作られているか見ていきましょう。
 
中身
もともとあった筐体のモニターを取り外し、そこにPC用の15インチモニターを入れています。
電源ボックスが乗っている箱型の部分は、もともと引き出し状になっていて、コインがたまるようになっていました。
キーボードやスピーカーのコードは、筐体裏面にコード用の穴があいていたので、そこからまとめて出しています。

Intel Inside
1プレイ1Celeron(笑)
スペックは
CPU:Celeron 1GHz
VRAM:32MB
メモリ:128MB
HDD:1.4GB

コンパネ
画面とコンパネ。
画面は黒ガラスを通しているためとても見やすくなってます。
コンパネ横の白いスイッチはスピーカの音量調節用です。
市販のUSBジョイスティックをばらして、配線をコンパネ側につなげてます。
キー割り当ては
1:ショット、2:ボム、3:低速移動
ST:メッセージスキップ

プレイ風景
実際にはこんな風にプレイします。
足元の位置で、前扉が2分割されているのが分かるでしょうか?
いきなり熱暴走でトンでしまったので(^^;)それを防ぐためにプレイ中は下の扉だけを開けて扇風機を当てています。
(この辺は今度PC用のファンで対応予定)

ちなみに、キーボードで電源ONが出来、スタートアップで即東方が起動します。ウマー(゚Д゚)

本当は製作途中の写真もうpしたかったのですが、デジカメが手元になかったので。
しかしとにかく、筐体でやる東方は最高です!
またコナ研に怪しいものが増えてしまいましたね(笑)

最後になりましたが、「東方」シリーズの製作者、「上海アリス幻樂団」さんのページへのリンクです。

上海アリス幻樂団


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